2014/09/02
中古資産の耐用年数
こんにちは(^O^)海津です。
皆さん見てくれていますか?
松岡が凄い勢いでブログ書いてますね(^O^)今まで書いていなかったのを取り戻すかのように。。。(^_-)
ところで、車を中古で買ったり、機械を中古で買ったりした場合の、耐用年数の算出方法ってご存知ですか?
法定耐用年数は新品の減価償却資産に対して適用するもので、中古の固定資産をを購入した場合は、法定耐用年数は使わないんです!
1.原則による耐用年数
中古の固定資産の耐用年数は、その固定資産の使用可能な期間を合理的に見積もって決めます
2.簡便法による耐用年数
実務では、合理的に耐用年数を見積もり決めるのが困難な場合が多いため、特殊な計算式で求めた耐用年数を用いて減価償却計算を行うことが認められています。
この特殊な計算式は「簡便法」と呼ばれています。
簡便法による耐用年数の計算は次のとおりです。
(1)法定耐用年数の全部を経過した場合
中古資産の耐用年数=法定耐用年数×20/100
(例)中古の車を購入(新車時の登録から6年以上経過の場合)
新車の耐用年数6年×20/100=1.2→2年(注1)
(注1)算出された耐用年数が2年に満たない場合は2年とされ、1年未満の端数は切り捨てられます。
(2)法定耐用年数の一部を経過したもの
法定耐用年数を経過していない場合に使用する計算方法は、次のように算出されます。
中古資産の耐用年数=(法定耐用年数-経過年数)+経過年数×20/100
(例)中古の車を購入(新車時の登録から1年半経過の場合)
(新車の耐用年数6年-経過耐用年数1.5年)+経過耐用年数1.5×20/100=4.3年→4年(算出された端数に1年未満がある場合は切り捨て)
となります。
いかがですか。中古の固定資産を購入された場合このように計算します。
日中と朝晩の気温差がありますので、風邪には気をつけて下さいね(^_-)